目指せ雀傑!入門麻雀講座#2 誰よりも早く
目次
ブロック理論とは
きご部長!
少しずつ立直が打てるようになってきました!
でも、序盤って手牌がバラバラで何をどう考えていいのか分からないですね…
すずめさん、「ブロック数」って聞いたことある?
ブロック数…どういう事でしょう?
麻雀は「4面子1雀頭」を作るゲームですからね。
どこにどんなブロックがあるのかを意識して打つと方針が定まりますよ。
最速で立直に辿り着け
4ブロックあって、孤立牌が6枚ですね。
すずめさんならここから何を切りますか?
シュッとしててカッコいいので「西」を切ります!
なんか聞き覚えが…
取り敢えずはOKですが、理由が分かるとレベルが上がった時に勉強する「別パターン」への理解が早まりますよ。
字牌が圧倒的に弱くて、3〜7までの牌はとても強いんですね!
そうです。補足としては、
キラキラ光っている「ドラ」は2ランクUPくらいと考えてもいいです。
ドラの字牌なら孤立2・8、ドラの孤立1・9なら孤立3〜7と同格とみなしましょう。
ターツ選択
パチ…♪ パチ…♫
すずめさん、一旦ストップしましょう。
えっ?私なにか間違えました??
孤立牌は全部切り終わりましたよ?
いいえ。
6巡目なので、中盤戦に向けてブロックと面子の数をもう一度数えてください。
待ってくださいね…えーっと…
6ブロックで面子は0です!
・・・あれ?6ブロック??
よく気が付きました。
麻雀は極一部の例外役を除き「5ブロック」を作るゲームです。
このまま進んでもいずれどこかのブロックを捨てることになるので、このタイミングで弱いブロックを外し、5ブロックに絞ってしまいましょう。
中でいいですか?
私、中キライなんで。
僕も嫌いですが少し待ちましょう。
孤立牌に強弱があったように、塔子(ターツ)にも強弱の関係があるんです。
中を捨てる場合もありますが、今回は3萬の受け入れが被ってしまっているので萬子のペンチャンを外すのが良さそうですね。
じゃあ萬子の1と2を切りますね…
元気でね…
あとは残りのブロックが完成することを祈りましょう。
(頑張れ…頑張れ…)
まとめ
あっ!3索!ロン!!
やったー!!
立直・中・三色同順・ドラ
裏ドラが1枚乗ってお見事な跳満です。
あれ?なんか思ってたよりずっと高いです!
三色同順ってなんでしょう?
萬子・筒子・索子の3つの色で、今回であれば345といった同じ順子を作ると認められる役です。
あがってから「これなんだろう?」と思った役を一覧で調べると、実体験と併せて覚えやすくなりますね。
ブロック数、さらには向聴数はレベルが上がって様々な打ち方をする上で必須となる情報です。
最初は時間がかかってしまうかも知れませんが、「毎回必ず」やっていれば当たり前のことになって、スピードも格段に上がります。
ブロック数を知らずに麻雀を打つのは目隠しして車を運転するようなものです。
必ずマスターしましょう。
タイミングとしては一番初めの牌を引いた時、捨て牌1段目が終わる時の2回で良いでしょう。
あくまで参考としてですが、僕自身は向聴数に「ペンチャンなら+0.5、カンチャンなら+0.25」したものを実質向聴数として考えています。
ペンチャン2つの一向聴なら、1+(0.5×2)=2で「実質二向聴くらいのスピード」という感じですね。
ロンされるのが非常に不利となるネット麻雀ならこのくらい引き気味に構えて丁度良いと僕は思っています。